瑠璃寺の枝垂れ桜
金剛山瑠璃寺は曹洞宗の寺院、本尊は薬師如来。 開基は江戸時代、大渓和尚と言われているが、本来曹洞宗の本尊は釈迦如来なので
それ以前から薬師如来が祀られた寺院があったとも言われている。 
江戸時代の中期、村を焼き尽くす大火でこの瑠璃寺も全焼し、お寺の由緒を知る事は今は難しいようです。
かってこの地に幽閉されていた公卿 中院通勝(なかのいんみちかつ)を慰めようと、当時の田辺城主であり、通勝の歌の師でもある
細川幽斎(藤孝)が京都吉田山の吉田神社の桜を移し植え、ここの地名も吉田と名付けたと言う。 
その当時の桜であれば樹齢400年を越える訳ですが、少なくとも樹齢300年と思われる枝垂れ桜が毎年元気に花を付けています。
枝垂れ桜のライトアップ
4月上旬、桜が見頃の土日の夕刻、キャンドルライトを灯して、ライトアップのイヴェントが開催されています。


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